横浜市青葉区|青葉台駅 徒歩2分 アイル歯科クリニック

根面被覆術下がった歯茎を、その一本から取り戻す。

青葉台で、歯茎が下がってお悩みの方へ。下がった歯茎は、自然には戻りません。マイクロスコープによる精密・低侵襲な手術で、健康な状態へ導きます。

お電話でもご予約いただけます TEL 045-530-5655

日本顕微鏡歯科学会認定医が在籍
日本歯周病学会認定医が在籍
低侵襲・精密な結合組織移植術
×20マイクロスコープ倍率下での精密治療
根面被覆術 治療後 after
根面被覆術 治療前 before

Consultation

こんなことで、気になっていませんか?

ひとつでも当てはまる方は、一度お口の状態をご確認ください。下がった歯茎は、自然には元の位置に戻りません。

  • 鏡を見ると、以前より歯が長く見える
  • 冷たいものや歯ブラシが、歯の根元にしみる
  • 歯と歯茎の境目に、くぼみや段差を感じる
  • 歯みがきの力が強いと言われたことがある
  • 他院で「様子を見ましょう」と言われたが、不安が残る
  • 歯茎が下がった原因と、今後の見通しを知りたい
歯茎の状態を診てもらう →

お電話でのご予約・ご質問 TEL 045-530-5655

Why It Matters

歯茎が下がると、何が起こる?

01
見た目の変化 ─ 歯が長く見える
02
知覚過敏 ─ 冷たい刺激がしみる
03
根面むし歯のリスク上昇
04
歯周病の進行しやすさ
05
清掃性の低下
歯茎が下がった状態の口腔内写真
約78%未治療の歯肉退縮が進行*1

Causes

なぜ、歯茎は下がるのか

原因は一つではなく、多くは複数が重なって進行します。

01
加齢による自然な変化
02
力が強すぎるブラッシング
03
歯周病による組織の破壊
04
噛み合わせ・食いしばりの負担
05
生まれつき薄い歯茎(歯肉のタイプ)
06
不適切な歯列矯正
歯肉の厚みによる退縮リスクの違い
厚みがある歯茎← 退縮リスク →薄い歯茎

生まれつき歯茎が薄い方は、同じ力や炎症でも後退が進みやすい傾向があります。

Structure & Risk

歯根面には、虫歯を防ぐバリアがない

【健康な状態】
健康な歯と歯茎の断面図(エナメル質・象牙質・歯髄・歯茎)
【歯肉退縮(歯茎下がり)の状態】
歯茎が下がり、根面(象牙質)が露出した歯の断面図
根面が露出した部分は、しみやすく、虫歯になりやすい
象牙質を守るための、エナメル質のバリアがない場所→ 虫歯になりやすく、しみやすい

歯の表面はエナメル質に守られていますが、歯茎が下がって象牙質が露出すると、そこはバリアのない無防備な状態に。知覚過敏や根面う蝕(根っこの虫歯)につながります。

約78%

未治療の歯肉退縮のうち、平均8.9年の観察で退縮が進行した割合*1

約2〜2.5倍

未処置の根面う蝕がある70歳の方が、5年間で歯を失うオッズ(オッズ比 2.04〜2.45)*2

*1 Chambrone L, Tatakis DN. Long-term outcomes of untreated buccal gingival recessions: a systematic review and meta-analysis. J Periodontol. 2016;87(7):796–808. 口腔衛生が良好な方の、未治療の頬側歯肉退縮が対象。6研究・平均観察期間8.9年で、退縮の深さが増した部位は78.1%でした。

*2 70歳地域在住高齢者の歯の喪失リスク要因に関する研究.口腔衛生学会雑誌 59, 2009.5年間追跡できた70歳の378名を、多重ロジスティック回帰分析で解析。未処置の根面う蝕が1歯以上ある方は、ない方に比べ、歯を2本以上失うオッズ比が2.04(95%信頼区間 1.10〜3.79)、3本以上失うオッズ比が2.45(1.21〜4.98)でした。「オッズ比」はリスクそのものの倍率ではなく、地域の高齢者を対象とした観察研究の結果です。

The Procedure

根面被覆術とは

露出した根面に、ご自身の歯茎組織を移植し、健康なピンク色の歯茎で覆う手術です。

見た目の改善 知覚過敏の予防 歯茎の厚みの改善 根面むし歯の予防

Our Expertise

精密さを支える、2つの専門性

1mm以下の精度が求められる手術を、認定医が支えます。

Certified Specialist 01

日本顕微鏡歯科学会 認定医

肉眼の数倍〜数十倍の視野で、切開・縫合を最小限に。

Certified Specialist 02

日本歯周病学会 認定医

歯周組織全体を診断し、一人ひとりに合わせた治療計画を立てます。

Under the Microscope

見えない部分まで、見える精度で。

肉眼では気づけない歯茎の状態を確認しながら、低侵襲な術式を選択します。

マイクロスコープ下での歯茎の様子

Our Doctors

ドクターのご紹介

当院の歯科医師は、院長をはじめ、マイクロスコープを用いた精密治療に取り組んでいます。

院長 新海 正碁(マイクロスコープを覗く様子)

院長

新海 正碁Shogo Shinkai

日本顕微鏡歯科学会 認定医
  • 2003年 新潟大学歯学部 卒業
  • 2010年 アイル歯科クリニック 開業

Our Strength

当院は、すべての処置をマイクロスコープで

根面被覆術だけでなく、検査・歯周治療・むし歯治療・根管治療まで、日々の診療をマイクロスコープ下で行っています。歯茎の再生治療では、この「見える精度」が結果を左右します。

マイクロスコープを覗いて治療を行う院長
すべての処置を、マイクロスコープ下で。
01

切開を最小限に

細かな構造を確認しながら進めるため、歯茎への切開や剥離を必要最小限にとどめ、血流を守りやすくなります。

02

移植片を精密に適合

薄い移植片を、根面にすき間なく密着させて縫合。生着しやすい環境づくりを支えます。

03

根面の汚れを見逃さない

歯石や汚染を拡大視野で丁寧に除去し、移植する土台を清潔に整えます。

Treatment Flow

治療の流れ

1

精密検査・カウンセリング

—

マイクロスコープで歯茎の状態と原因を確認

2

結合組織移植(根面被覆術)

—

マイクロスコープ下で歯茎に移植・縫合

3

治癒経過の確認

—

1〜2週間で抜糸、歯茎の状態を定期チェック

4

メインテナンス

—

歯科衛生士による歯ブラシ指導・歯周病治療で再発を予防

Prevention

治して終わりにしない。将来の予防まで当院で

歯茎が下がった原因を取り除かなければ、再発のリスクは残ります。歯科衛生士による歯ブラシ指導と歯周病治療で、治した歯茎を長く守ります。

01

歯科衛生士の歯ブラシ指導

磨き方や力加減、歯ブラシ・補助清掃用具の選び方を、お口の状態に合わせてマンツーマンでお伝えします。

02

歯周病治療

歯茎の炎症や歯周ポケットを診断し、原因から治療。歯茎が下がりにくい口腔環境を整えます。

03

定期メインテナンス

術後も定期的にチェックとクリーニングを行い、再発や新たな問題を早期に防ぎます。

Case Studies

症例紹介

症例 治療前before
症例 治療後after
Case 01

根面被覆術

露出していた根面が歯茎で覆われ、健康的な状態に改善しました。

症例の治療内容:歯肉退縮に対する根面被覆術(歯肉移植術) 費用:165,000円〜(税込・自由診療/歯数・状態により異なります) 期間・回数:手術1回、術後1〜2週間で抜糸、歯茎の安定まで3〜6か月(個人差があります) 主なリスク・副作用:術後の痛み・腫れ・内出血、移植片の生着不全、被覆が不十分となる可能性、再退縮、知覚過敏の一時的な悪化など。詳しくは「根面被覆術について(自由診療)」をご覧ください。
※ 掲載写真は当院の治療例の一つであり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。効果・経過には個人差があります。

Our Promise

安心してご相談いただくための、4つのお約束

01

まず「診断」から

最初から手術をすすめることはありません。原因と状態を丁寧に診て、適応かどうかをお伝えします。

02

治療しない選択も含めてご説明

経過観察や、先に歯周病治療・ブラッシング改善を行う選択肢も含め、メリットとリスクを分かりやすくお話しします。

03

費用とリスクは事前に

自由診療の費用、通院の目安、起こりうるリスクを、治療前にきちんとご説明し、ご納得いただいてから進めます。

04

治したあとも、そばで

歯科衛生士による歯ブラシ指導と定期メインテナンスで、再び下がらないよう長く見守ります。

First Visit

はじめての方へ ― ご相談から治療までの流れ

ご相談の日に、その場で手術を決める必要はありません。お話をうかがい、状態を確認してから、ご一緒に方針を決めます。

  1. ご予約・ご相談

    WEBまたはお電話でご予約ください。気になっていることをお聞かせください。

  2. 問診・検査

    歯茎の状態を、マイクロスコープで拡大して確認し、退縮の深さや歯茎の厚みなどを検査します。

  3. 診断・ご説明

    担当の歯科医師が、原因、退縮のタイプ、期待できる改善の程度、費用・リスクを、写真を見ながらご説明します。

  4. ご検討・治療開始

    ご納得いただけた場合に、治療日程を決めます。歯周治療や歯ブラシ指導を先に行う場合もあります。

ご自身の歯茎が、どのタイプか知りたい方へ。まずは精密検査で、現在の状態を確認しませんか。

診察を予約する →TEL 045-530-5655

Clinical Classification

「歯茎が下がっている」は、ひとつの状態ではありません

見た目が似ていても、歯茎の厚み・歯と歯の間の支え・歯根面の状態によって、治療の難しさも、期待できる結果も変わります。歯周病の国際的な分類(2017年ワールドワークショップ)に基づき、歯肉退縮は次のように評価されます。

この項目の要点(詳しい表は、下の見出しをタップすると開きます)

  • 評価の物差し:退縮の深さ・歯茎の厚み・歯茎の幅(歯茎の側)と、歯の首の境目・根面の段差(歯の側)を診ます。
  • 3つのタイプ:決め手は「歯と歯の間の支え」。タイプにより、被覆の見通しが変わります。
  • 難しさの理由:原因の複合・血流・歯茎の厚み・術後管理など、6つの要素が結果を左右します。
Table 1歯肉退縮の評価項目 ― 「歯茎の側」と「歯の側」から診る
評価項目歯茎の側(Gingival site)歯の側(Tooth site)
REC depth退縮の深さGT歯茎の厚みKTW角化歯肉の幅CEJ(A/B)歯の首の境目Step(+/-)根面の段差
何を測る?本来の歯茎の位置(CEJ)から、今の歯茎の縁までの距離(mm)歯茎の厚み。目安として約1mm未満を「薄い」、以上を「厚い」と分類硬くて丈夫な(角化した)歯茎の幅。目安は約2mm以上歯の首の境目が、目で見て確認できる(A)か、摩耗などで確認できない(B)か境目付近に、すり減りによる段差があるか(+:約0.5mm以上/-:なし)
わかりやすく言うとどれだけ根っこが出ているか歯茎が「薄い布」か「厚い布」かブラッシングに耐える「丈夫な歯茎」がどれだけあるか「本来のゴール地点」がはっきり分かるか歯の表面に「くぼみ」ができていないか
治療への影響深いほど、完全に覆うのは難しくなる薄いほど血流が乏しく、移植片が生着しにくい/再び下がりやすい狭いほど傷つきやすく、歯茎を増やす処置が必要になることもBでは目標位置の判断が難しく、精密な診断が必要段差があると、歯茎が密着しにくく、被覆の見通しに影響

出典:Jepsen S, et al. J Clin Periodontol 2018;45(Suppl 20):S219–S229 の分類表(Table 2)をもとに、当院で一般向けに再構成。

Table 2歯肉退縮のタイプ(RT1・RT2・RT3)― 決め手は「歯と歯の間」

タイプは、歯と歯の間(歯間部)の支えがどれだけ失われているかで決まります。前面の歯茎が下がっていても、歯間部が保たれていれば、再生治療の見通しは良くなります。

RT1歯間部の支えが保たれている
本来の位置前面の退縮

歯と歯の間の骨・歯茎は健康で、歯の首の境目(CEJ)も確認できます。前面だけが下がっているタイプです。

見通し条件が整えば、完全な被覆を目指せるタイプとされています。
RT2歯間部も少し失われている
本来の位置前面の退縮歯間部の喪失

歯間部にも支えの喪失がありますが、その量は前面の退縮より小さい状態です。

見通し部分的な被覆が中心。条件によっては完全被覆も目指せますが、診断と技術が結果を左右します。
RT3歯間部の喪失が大きい
本来の位置前面の退縮歯間部の喪失

歯間部の支えの喪失が、前面の退縮よりも大きい状態。歯周病が進んでいることが多いタイプです。

見通し完全な被覆は難しいため、歯周治療を優先し、改善できる範囲を慎重に見極めます。

※ 見通しは一般的な目安です。実際の結果は歯茎の厚み・根面の状態・清掃状況・喫煙の有無などで変わり、効果には個人差があります。

Table 3歯肉退縮の治療が難しい、6つの理由
  1. 原因がひとつではない

    強いブラッシング圧、歯周病、歯並び・噛み合わせ、生まれつき薄い歯茎など、複数の要因が重なります。原因を取り除かなければ、治しても再び下がる可能性があります。

  2. 移植片は「血流」で生きる

    露出した根面には血管がありません。移植した歯茎は、周囲の組織からの血流で生着します。切開・剥離・縫合の精度が、そのまま結果に直結します。

  3. 歯間部の状態が見通しを決める

    RT1〜RT3の分類のとおり、歯と歯の間の支えが失われているほど、完全な被覆は難しくなります。治療前の正確な診断が欠かせません。

  4. 歯茎が薄い・狭いと不利

    薄い歯茎は血流が乏しく、再び下がりやすい傾向があります。必要に応じて、歯茎の厚みを増やす設計が必要です。

  5. 根面の「段差」や「むし歯」

    根面のすり減りによる段差や根面う蝕があると、移植片が密着しにくくなります。根面を清潔に整える処置が土台になります。

  6. 術後の管理が結果を左右する

    傷口の安静、適切なブラッシング、喫煙の影響など、術後の過ごし方も治癒に影響します。長期的な予防まで含めた管理が重要です。

だからこそ、当院は「診断」と「精密さ」にこだわります

診る

退縮の深さ・歯茎の厚み・角化歯肉の幅・CEJ・段差・歯間部を、マイクロスコープ下で丁寧に評価します。

治す

日本顕微鏡歯科学会認定医・日本歯周病学会認定医が在籍し、マイクロスコープ下で低侵襲に移植・縫合を行います。

守る

歯科衛生士による歯ブラシ指導と歯周病治療で、下がった原因を取り除き、将来の再発を予防します。

参考文献

  1. Jepsen S, Caton JG, Albandar JM, et al. Periodontal manifestations of systemic diseases and developmental and acquired conditions: Consensus report of workgroup 3 of the 2017 World Workshop on the Classification of Periodontal and Peri-Implant Diseases and Conditions. J Clin Periodontol. 2018;45(Suppl 20):S219–S229. doi:10.1111/jcpe.12951
  2. Cairo F, Nieri M, Cincinelli S, Mervelt J, Pagliaro U. The interproximal clinical attachment level to classify gingival recessions and predict root coverage outcomes: an explorative and reliability study. J Clin Periodontol. 2011;38:661–666.

FAQ

よくあるご質問

治療中や治療後に痛みはありますか?
局所麻酔を行い、手術中の痛みを抑えるよう配慮します。痛みの感じ方には個人差があります。術後1〜3日ほど、腫れや痛みが出ることがあります。
保険は適用されますか?
公的医療保険が適用されない自由診療です。費用は165,000円〜(税込)で、対象の歯の本数・歯茎の状態・術式により異なります。精密検査の後、治療内容・費用・リスクを書面等でご説明し、ご納得いただいた上で治療を行います。
効果はどのくらいで実感できますか?
1〜2ヶ月で歯茎がなじみ始め、3〜6ヶ月ほどで安定します。
どんな歯にも適用できますか?
歯茎の状態により適応が異なります。精密検査の上でご提案します。

診断・治療の難しさについて、さらに詳しく

歯肉退縮の「RT1・RT2・RT3」とは何ですか? 自分がどれに当たるかはどう分かりますか?

RTは Recession Type(退縮タイプ)の略で、歯と歯の間(歯間部)の支えがどれだけ失われているかで歯肉退縮を3つに分ける国際的な分類です。

  • RT1:歯間部の骨・歯茎が保たれている。条件が整えば完全な被覆を目指せる
  • RT2:歯間部にも喪失があるが、前面の退縮より小さい。部分的な被覆が中心
  • RT3:歯間部の喪失が前面の退縮より大きい。完全な被覆は難しい

ご自身で見分けるのは難しく、歯周ポケット検査・歯間部の付着の測定・レントゲン検査・歯の首の境目(CEJ)の確認などを組み合わせて診断します。当院ではマイクロスコープで拡大して確認しながら評価します。

「歯茎が薄い」と言われました。根面被覆術はできないのでしょうか?

歯茎が薄いこと自体が、治療できない理由にはなりません。ただし、歯茎が薄い(目安として約1mm未満)と血流が乏しく、移植片が生着しにくい、治療後に再び下がりやすいといった傾向があるため、治療の設計がより重要になります。

ご自身の上顎の内側などから採取した結合組織を移植することで、歯茎の厚みそのものを増やすことができます。見た目を整えるだけでなく、将来下がりにくい歯茎の土台をつくることが目的です。

角化歯肉(KTW)が少ないと言われました。何が問題ですか?

角化歯肉とは、ブラッシングの刺激に耐える、硬くて丈夫な歯茎のことです。目安として約2mm以上あると安定しやすいとされています。

この幅が狭いと、歯ブラシで傷つきやすく、磨くと痛みが出て清掃が不十分になり、さらに歯茎が下がるという悪循環に陥ることがあります。根面被覆術では、被覆と同時にこの角化歯肉を増やす設計を検討します。

歯茎はどのくらい戻りますか? 完全に覆えないこともありますか?

被覆できる量は、退縮のタイプ(RT1〜3)・歯茎の厚み・根面の状態・清掃状況・喫煙の有無などで変わります。一般に、歯間部の支えが保たれているRT1では完全な被覆を目指せますが、RT2では部分的な被覆にとどまることがあり、RT3では完全な被覆は難しくなります。

そのため当院では、治療前に「どこまで改善できそうか」を、現実的な見通しとしてお伝えします。治療を行わない選択肢も含めて、ご一緒に検討します。

歯茎が下がった原因がブラッシングの場合、治療後にまた下がりませんか?

原因が残っていれば、再び下がる可能性があります。だからこそ、外科治療と同じくらい「原因の改善」を重視しています。

  • 歯科衛生士による歯ブラシ指導(磨き方・力加減・道具の選び方)
  • 歯周病がある場合は、その治療を先に行う
  • 噛み合わせや歯並びの影響の確認
  • 術後の定期的なメインテナンス

治して終わりにせず、守り続ける体制を整えることが、長期的な安定につながります。

他院で「一度下がった歯茎は戻らない」と言われました。本当ですか?

下がった歯茎が自然に元の位置まで戻ることは基本的にありません。しかし、外科的な処置(根面被覆術)によって、歯茎の位置を改善することは可能です。

ただし、すべての症例で同じ結果が得られるわけではなく、前述のとおり診断と技術が結果を左右します。「戻らない」と言われた方も、精密検査の上で適応を判断できますので、ご相談ください。

治療後に気をつけることはありますか? 喫煙は影響しますか?

術後は、傷口を安静に保つことが大切です。手術した部位は強く磨かず、指示された方法で清掃していただきます。

また、喫煙は血流を悪くし、歯茎の治癒や被覆の結果に悪影響を与えるとの報告があります。治療前後の禁煙をおすすめしています。抜糸後は、歯科衛生士と一緒に適切なブラッシング方法を身につけ、定期的なチェックを受けていただきます。

マイクロスコープを使うと、具体的に何が違うのですか?

根面被覆術では、1mm以下の精度で、薄い移植片を根面にすき間なく適合させ、細い糸で縫合します。肉眼では見えにくい細部を拡大して確認できるため、切開や剥離を必要最小限にとどめ、血流を守りながら進めることができます。

当院は根面被覆術だけでなく、検査・歯周治療・むし歯治療・根管治療まで、すべての処置をマイクロスコープ下で行っています。

治療前には、どんな検査をしますか?

歯茎の退縮の深さ、歯茎の厚み、角化歯肉の幅、歯周ポケットの深さ、歯の首の境目(CEJ)と根面の段差、歯間部の状態などを評価します。あわせて、レントゲン検査やお口全体の清掃状況、噛み合わせの確認を行い、歯茎が下がった原因を診断します。

その結果をもとに、適応の有無、期待できる改善の程度、治療の流れをご説明します。

担当する歯科医師は、選べますか?

根面被覆術は、精密検査の結果をもとに治療方針を決めます。担当は、状態や治療内容に合わせて当院の歯科医師が務めます。

院長以外の歯科医師も、マイクロスコープを用いた精密な処置に日常的に取り組んでいます。ご不安な点やご要望は、診察時に遠慮なくお伝えください。

ここに載っていないご質問は、お電話でもお受けしています。 TEL 045-530-5655(診療時間内)

Consultation

青葉台で、歯茎の状態を知ることから。

マイクロスコープによる精密検査で、今の状態を確認できます。お気軽にご相談ください。

WEB予約はこちら →

お電話でのご予約045-530-5655

お電話045-530-5655
診療時間月・火・木・金・土 9:00〜13:00/14:30〜18:00
日 9:00〜13:00(第2日曜は矯正のみ)
休診:水曜・祝日
所在地・アクセス〒227-0062 横浜市青葉区青葉台2-9-32 ケンシュウ第5ビル2F
東急田園都市線「青葉台駅」より徒歩2分/駐車場なし

Treatment Information

根面被覆術について(自由診療)

根面被覆術は、公的医療保険が適用されない自由診療です。治療を受けられる前に、内容・費用・リスクをご確認ください。

費用165,000円〜(税込)対象の歯の本数・歯茎の状態・術式により異なります。精密検査後に、お見積りをご提示します。
治療名
根面被覆術(歯肉退縮に対する歯肉移植術)
治療の内容
局所麻酔下で、マイクロスコープを用いて行います。口蓋(上顎の内側)などから採取した歯肉(結合組織)を、露出した根面に移植し、細い糸で縫合して歯茎で覆います。歯茎が下がった原因(ブラッシング圧・歯周病・噛み合わせ等)の改善もあわせて行います。
治療期間・回数
手術は通常1回です。術後1〜2週間で抜糸を行い、その後、経過観察を行います。歯茎が安定するまでに3〜6か月ほどかかり、通院は術前検査・手術・抜糸・経過観察を含め数回です。その後も定期メインテナンスをおすすめします。いずれも個人差があります。
公的医療保険
適用外(全額自己負担)の自由診療です。
主なリスク・副作用
  • 術後の痛み・腫れ・内出血・出血(移植片の採取部位を含む)
  • 採取部位の治癒に時間がかかる、しびれ・違和感が出ることがある
  • 移植した歯肉の一部または全部が生着しない、歯茎が十分に覆われない(部分的な被覆にとどまる)可能性
  • 治療後に歯茎が再び下がる可能性(清掃不良・喫煙・歯周病・噛み合わせなどで高まります)
  • 知覚過敏の一時的な悪化、縫合糸による違和感、歯茎の形や色調が隣の歯茎と異なる場合がある
  • 感染、麻酔による偶発症(アレルギー・気分不良等)
  • 全身疾患・服用中の薬・喫煙の状況により、適応とならない、または術式の変更が必要な場合がある
治療を受けられない場合
歯周病が進行している場合は、先に歯周病治療を行います。歯間部の支えの喪失が大きい場合などは、完全な被覆が難しいことがあります。適応は精密検査の上で判断します。
効果について
治療結果・経過には個人差があり、効果を保証するものではありません。掲載の症例は一例です。
治療を担当する者
アイル歯科クリニックの歯科医師(日本顕微鏡歯科学会認定医・日本歯周病学会認定医が在籍)
お問い合わせ先
アイル歯科クリニック TEL:045-530-5655 所在地:〒227-0062 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-9-32 ケンシュウ第5ビル2F
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