院長
新海 正碁Shogo Shinkai
日本顕微鏡歯科学会 認定医- 2003年 新潟大学歯学部 卒業
- 2010年 アイル歯科クリニック 開業
横浜市青葉区|青葉台駅 徒歩2分 アイル歯科クリニック
青葉台で、歯茎が下がってお悩みの方へ。下がった歯茎は、自然には戻りません。マイクロスコープによる精密・低侵襲な手術で、健康な状態へ導きます。
お電話でもご予約いただけます TEL 045-530-5655
Consultation
ひとつでも当てはまる方は、一度お口の状態をご確認ください。下がった歯茎は、自然には元の位置に戻りません。
お電話でのご予約・ご質問 TEL 045-530-5655
Why It Matters
Causes
原因は一つではなく、多くは複数が重なって進行します。
生まれつき歯茎が薄い方は、同じ力や炎症でも後退が進みやすい傾向があります。
Structure & Risk
歯の表面はエナメル質に守られていますが、歯茎が下がって象牙質が露出すると、そこはバリアのない無防備な状態に。知覚過敏や根面う蝕(根っこの虫歯)につながります。
*1 Chambrone L, Tatakis DN. Long-term outcomes of untreated buccal gingival recessions: a systematic review and meta-analysis. J Periodontol. 2016;87(7):796–808. 口腔衛生が良好な方の、未治療の頬側歯肉退縮が対象。6研究・平均観察期間8.9年で、退縮の深さが増した部位は78.1%でした。
*2 70歳地域在住高齢者の歯の喪失リスク要因に関する研究.口腔衛生学会雑誌 59, 2009.5年間追跡できた70歳の378名を、多重ロジスティック回帰分析で解析。未処置の根面う蝕が1歯以上ある方は、ない方に比べ、歯を2本以上失うオッズ比が2.04(95%信頼区間 1.10〜3.79)、3本以上失うオッズ比が2.45(1.21〜4.98)でした。「オッズ比」はリスクそのものの倍率ではなく、地域の高齢者を対象とした観察研究の結果です。
The Procedure
露出した根面に、ご自身の歯茎組織を移植し、健康なピンク色の歯茎で覆う手術です。
Our Expertise
1mm以下の精度が求められる手術を、認定医が支えます。
肉眼の数倍〜数十倍の視野で、切開・縫合を最小限に。
歯周組織全体を診断し、一人ひとりに合わせた治療計画を立てます。
Under the Microscope
肉眼では気づけない歯茎の状態を確認しながら、低侵襲な術式を選択します。
Our Doctors
当院の歯科医師は、院長をはじめ、マイクロスコープを用いた精密治療に取り組んでいます。
院長
Our Strength
根面被覆術だけでなく、検査・歯周治療・むし歯治療・根管治療まで、日々の診療をマイクロスコープ下で行っています。歯茎の再生治療では、この「見える精度」が結果を左右します。
細かな構造を確認しながら進めるため、歯茎への切開や剥離を必要最小限にとどめ、血流を守りやすくなります。
薄い移植片を、根面にすき間なく密着させて縫合。生着しやすい環境づくりを支えます。
歯石や汚染を拡大視野で丁寧に除去し、移植する土台を清潔に整えます。
Treatment Flow
マイクロスコープで歯茎の状態と原因を確認
マイクロスコープ下で歯茎に移植・縫合
1〜2週間で抜糸、歯茎の状態を定期チェック
歯科衛生士による歯ブラシ指導・歯周病治療で再発を予防
Prevention
歯茎が下がった原因を取り除かなければ、再発のリスクは残ります。歯科衛生士による歯ブラシ指導と歯周病治療で、治した歯茎を長く守ります。
磨き方や力加減、歯ブラシ・補助清掃用具の選び方を、お口の状態に合わせてマンツーマンでお伝えします。
歯茎の炎症や歯周ポケットを診断し、原因から治療。歯茎が下がりにくい口腔環境を整えます。
術後も定期的にチェックとクリーニングを行い、再発や新たな問題を早期に防ぎます。
Case Studies
Our Promise
最初から手術をすすめることはありません。原因と状態を丁寧に診て、適応かどうかをお伝えします。
経過観察や、先に歯周病治療・ブラッシング改善を行う選択肢も含め、メリットとリスクを分かりやすくお話しします。
自由診療の費用、通院の目安、起こりうるリスクを、治療前にきちんとご説明し、ご納得いただいてから進めます。
歯科衛生士による歯ブラシ指導と定期メインテナンスで、再び下がらないよう長く見守ります。
First Visit
ご相談の日に、その場で手術を決める必要はありません。お話をうかがい、状態を確認してから、ご一緒に方針を決めます。
WEBまたはお電話でご予約ください。気になっていることをお聞かせください。
歯茎の状態を、マイクロスコープで拡大して確認し、退縮の深さや歯茎の厚みなどを検査します。
担当の歯科医師が、原因、退縮のタイプ、期待できる改善の程度、費用・リスクを、写真を見ながらご説明します。
ご納得いただけた場合に、治療日程を決めます。歯周治療や歯ブラシ指導を先に行う場合もあります。
Clinical Classification
見た目が似ていても、歯茎の厚み・歯と歯の間の支え・歯根面の状態によって、治療の難しさも、期待できる結果も変わります。歯周病の国際的な分類(2017年ワールドワークショップ)に基づき、歯肉退縮は次のように評価されます。
この項目の要点(詳しい表は、下の見出しをタップすると開きます)
| 評価項目 | 歯茎の側(Gingival site) | 歯の側(Tooth site) | |||
|---|---|---|---|---|---|
| REC depth退縮の深さ | GT歯茎の厚み | KTW角化歯肉の幅 | CEJ(A/B)歯の首の境目 | Step(+/-)根面の段差 | |
| 何を測る? | 本来の歯茎の位置(CEJ)から、今の歯茎の縁までの距離(mm) | 歯茎の厚み。目安として約1mm未満を「薄い」、以上を「厚い」と分類 | 硬くて丈夫な(角化した)歯茎の幅。目安は約2mm以上 | 歯の首の境目が、目で見て確認できる(A)か、摩耗などで確認できない(B)か | 境目付近に、すり減りによる段差があるか(+:約0.5mm以上/-:なし) |
| わかりやすく言うと | どれだけ根っこが出ているか | 歯茎が「薄い布」か「厚い布」か | ブラッシングに耐える「丈夫な歯茎」がどれだけあるか | 「本来のゴール地点」がはっきり分かるか | 歯の表面に「くぼみ」ができていないか |
| 治療への影響 | 深いほど、完全に覆うのは難しくなる | 薄いほど血流が乏しく、移植片が生着しにくい/再び下がりやすい | 狭いほど傷つきやすく、歯茎を増やす処置が必要になることも | Bでは目標位置の判断が難しく、精密な診断が必要 | 段差があると、歯茎が密着しにくく、被覆の見通しに影響 |
出典:Jepsen S, et al. J Clin Periodontol 2018;45(Suppl 20):S219–S229 の分類表(Table 2)をもとに、当院で一般向けに再構成。
タイプは、歯と歯の間(歯間部)の支えがどれだけ失われているかで決まります。前面の歯茎が下がっていても、歯間部が保たれていれば、再生治療の見通しは良くなります。
歯と歯の間の骨・歯茎は健康で、歯の首の境目(CEJ)も確認できます。前面だけが下がっているタイプです。
歯間部にも支えの喪失がありますが、その量は前面の退縮より小さい状態です。
歯間部の支えの喪失が、前面の退縮よりも大きい状態。歯周病が進んでいることが多いタイプです。
※ 見通しは一般的な目安です。実際の結果は歯茎の厚み・根面の状態・清掃状況・喫煙の有無などで変わり、効果には個人差があります。
強いブラッシング圧、歯周病、歯並び・噛み合わせ、生まれつき薄い歯茎など、複数の要因が重なります。原因を取り除かなければ、治しても再び下がる可能性があります。
露出した根面には血管がありません。移植した歯茎は、周囲の組織からの血流で生着します。切開・剥離・縫合の精度が、そのまま結果に直結します。
RT1〜RT3の分類のとおり、歯と歯の間の支えが失われているほど、完全な被覆は難しくなります。治療前の正確な診断が欠かせません。
薄い歯茎は血流が乏しく、再び下がりやすい傾向があります。必要に応じて、歯茎の厚みを増やす設計が必要です。
根面のすり減りによる段差や根面う蝕があると、移植片が密着しにくくなります。根面を清潔に整える処置が土台になります。
傷口の安静、適切なブラッシング、喫煙の影響など、術後の過ごし方も治癒に影響します。長期的な予防まで含めた管理が重要です。
退縮の深さ・歯茎の厚み・角化歯肉の幅・CEJ・段差・歯間部を、マイクロスコープ下で丁寧に評価します。
日本顕微鏡歯科学会認定医・日本歯周病学会認定医が在籍し、マイクロスコープ下で低侵襲に移植・縫合を行います。
歯科衛生士による歯ブラシ指導と歯周病治療で、下がった原因を取り除き、将来の再発を予防します。
FAQ
診断・治療の難しさについて、さらに詳しく
RTは Recession Type(退縮タイプ)の略で、歯と歯の間(歯間部)の支えがどれだけ失われているかで歯肉退縮を3つに分ける国際的な分類です。
ご自身で見分けるのは難しく、歯周ポケット検査・歯間部の付着の測定・レントゲン検査・歯の首の境目(CEJ)の確認などを組み合わせて診断します。当院ではマイクロスコープで拡大して確認しながら評価します。
歯茎が薄いこと自体が、治療できない理由にはなりません。ただし、歯茎が薄い(目安として約1mm未満)と血流が乏しく、移植片が生着しにくい、治療後に再び下がりやすいといった傾向があるため、治療の設計がより重要になります。
ご自身の上顎の内側などから採取した結合組織を移植することで、歯茎の厚みそのものを増やすことができます。見た目を整えるだけでなく、将来下がりにくい歯茎の土台をつくることが目的です。
角化歯肉とは、ブラッシングの刺激に耐える、硬くて丈夫な歯茎のことです。目安として約2mm以上あると安定しやすいとされています。
この幅が狭いと、歯ブラシで傷つきやすく、磨くと痛みが出て清掃が不十分になり、さらに歯茎が下がるという悪循環に陥ることがあります。根面被覆術では、被覆と同時にこの角化歯肉を増やす設計を検討します。
被覆できる量は、退縮のタイプ(RT1〜3)・歯茎の厚み・根面の状態・清掃状況・喫煙の有無などで変わります。一般に、歯間部の支えが保たれているRT1では完全な被覆を目指せますが、RT2では部分的な被覆にとどまることがあり、RT3では完全な被覆は難しくなります。
そのため当院では、治療前に「どこまで改善できそうか」を、現実的な見通しとしてお伝えします。治療を行わない選択肢も含めて、ご一緒に検討します。
原因が残っていれば、再び下がる可能性があります。だからこそ、外科治療と同じくらい「原因の改善」を重視しています。
治して終わりにせず、守り続ける体制を整えることが、長期的な安定につながります。
下がった歯茎が自然に元の位置まで戻ることは基本的にありません。しかし、外科的な処置(根面被覆術)によって、歯茎の位置を改善することは可能です。
ただし、すべての症例で同じ結果が得られるわけではなく、前述のとおり診断と技術が結果を左右します。「戻らない」と言われた方も、精密検査の上で適応を判断できますので、ご相談ください。
術後は、傷口を安静に保つことが大切です。手術した部位は強く磨かず、指示された方法で清掃していただきます。
また、喫煙は血流を悪くし、歯茎の治癒や被覆の結果に悪影響を与えるとの報告があります。治療前後の禁煙をおすすめしています。抜糸後は、歯科衛生士と一緒に適切なブラッシング方法を身につけ、定期的なチェックを受けていただきます。
根面被覆術では、1mm以下の精度で、薄い移植片を根面にすき間なく適合させ、細い糸で縫合します。肉眼では見えにくい細部を拡大して確認できるため、切開や剥離を必要最小限にとどめ、血流を守りながら進めることができます。
当院は根面被覆術だけでなく、検査・歯周治療・むし歯治療・根管治療まで、すべての処置をマイクロスコープ下で行っています。
歯茎の退縮の深さ、歯茎の厚み、角化歯肉の幅、歯周ポケットの深さ、歯の首の境目(CEJ)と根面の段差、歯間部の状態などを評価します。あわせて、レントゲン検査やお口全体の清掃状況、噛み合わせの確認を行い、歯茎が下がった原因を診断します。
その結果をもとに、適応の有無、期待できる改善の程度、治療の流れをご説明します。
根面被覆術は、精密検査の結果をもとに治療方針を決めます。担当は、状態や治療内容に合わせて当院の歯科医師が務めます。
院長以外の歯科医師も、マイクロスコープを用いた精密な処置に日常的に取り組んでいます。ご不安な点やご要望は、診察時に遠慮なくお伝えください。
ここに載っていないご質問は、お電話でもお受けしています。 TEL 045-530-5655(診療時間内)
Consultation
マイクロスコープによる精密検査で、今の状態を確認できます。お気軽にご相談ください。
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Treatment Information
根面被覆術は、公的医療保険が適用されない自由診療です。治療を受けられる前に、内容・費用・リスクをご確認ください。